校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2024年11月7日

第317号 秋深まる深志高校

 本日は立冬。秋もかなり深まり、冬の足音を感じるこの頃です。学校ではいよいよストーブの季節。ストーブの試し炊き、そしていよいよ本格的にストーブの使用が始まります。冬支度は進んでいますでしょうか。深志高校1・2年生は他校に比べると一足早く二学期の期末テストを迎えています。この期末テストが終了すると、二学期も終了。今年度もまとめの三学期へと移行します。と、その前に、この秋、様々な分野で活躍する深志生の様子をご紹介します。

北信越大会出場者の紹介が応管作成の看板により掲示されていました。

・陸上競技 女子棒高跳 2-7谷川慶奈さん北信越新人第2位、全国U18大会第7位、男子1500m 2-5上條稜太さん北信越新人第8位、県総体駅伝競技女子第4位(北信越大会出場)、同男子第5位

・書道 2-8谷つぐみさん 全国書道展:長野県教育委員会賞、県高校書道展:来年度第49回全国総文祭香川大会に推薦

・百人一首かるた 松本深志高校チーム8名 県高校新人かるた大会:優勝(北信越大会出場)

・自転車競技 2-4伊東光太郎さん 県高校新人トラック競技3㎞インディヴィデュアルパシュート第2位、県高校新人ロードレース第2位(全国大会出場)

・将棋 県高校新人大会 2-7髙橋杏さん女子個人2位(全国大会出場)、1-6小倉颯馬さん男子個人B級優勝

・税に関する高校生の作文コンテスト 2-8市川桜さん 関東甲信越国税局長賞 

・数学研パソコン班  全国高校パソコンコンクールプログラミング部門 2-4狩野慧志さん、1-7今井春翔さん Web予選通過、全国大会出場

北信越出場が決まった女子駅伝チーム
自転車競技で全国大会に出場することとなった伊東さん(右)。県大会には加藤紬さん(2-4左)とともに出場しました。

上位入賞者のみを紹介いたしましたが、これからも皆さんそれぞれ好きな分野、打ち込める分野において挑戦し続けていただきたいと思います。

防災・減災教育

 10月30日、丸ノ内消防署の方々を講師として防災避難訓練が実施され、それに合わせて11月1日のホームルームでは、災害用伝言ダイヤル171の体験利用が行われました。今年は元旦に能登での震災があり、9月にはやはり能登で水害が発生してしまいました。また夏には南海トラフ地震の臨時警戒情報も出されるなど、例年に比べると災害を身近に感じた年だったのではないでしょうか。そうした中、本校でも地震とともに火災が発生したという想定のもと、LHRの時間を用いて防災避難訓練が行われました。火災が発生するか否か、その発生場所によっても避難の方法は異なるわけですが、仲間と協力し合って避難する体験は、きっといざという時の判断に役立つことと思います。そして、もし自宅で災害に遭遇したら、あるいは周囲に頼れる人がいない中で被災した場合どうするかなどの思いを巡らせることも、今後の万が一の事態において、自分や家族の命を守ることにつながるのではないでしょうか。今年度の防災担当の先生は、実際に1月1日に能登で地震を経験され、ご家族とともに被災された先生でした。防災避難訓練の最後に自らの体験を語られたお話の内容は、記憶に刻まれるものとなりました。

消火器の動作訓練
26回生の皆さんより卒業50周年事業の一環として寄贈していただいた下駄箱です。46回生の皆さんからの寄贈分と併せ、1学年分の下駄箱が全て更新されました。本当にありがとうございました。