校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2024年6月27日

第300号 とんぼ祭準備期間始まる

 第200号を掲載したのが、令和4年4月29日でした。この校長通信をスタートさせた今井前々校長先生(現:県教委事務局高校改革推進役)、新HPで現スタイルを確立された塩野前校長先生(現:松本第一高校長)が積み上げてこられた取り組みに敬意を表した200号から2年2ヶ月余りが経過しております。この間、本通信をお読みいただいている皆様に、まずは御礼を申し上げます。学校の様子、生徒の様子、学校関係の団体の様子などお伝えし、本校の情報発信の一翼を担いたいという思いで綴る企画ですが、一人よがりの意見を掲載したこともあったかと思います。応援のご感想をいただいたり、厳しいご意見を頂戴することもございました。今後とも気になる点等ございましたら、どうぞご意見をお寄せいただければと存じます。併せて、引き続きどうぞご購読いただきたく、お願い申し上げます。

 さて、学校では期末テストも終了し、とんぼ祭に向けて一直線の準備が開始されております。短縮授業となり、係生徒による巡視が行われる下校時間まで、各団体による文化祭に向けての準備が進められています。一方、26日の昼休みには、野球部の選手権大会長野県予選出場及び、水泳部の皆さんの総体県大会出場に向けての壮行会が行われました。野球部の初戦は7月8日(月)に諏訪湖スタジアムで、また水泳部の県大会は6月29日~30日にかけて長野市で行われます。とんぼ祭準備もですが、それぞれの夏に向けて体調を管理し、心も体も元気で取り組んで欲しいと願っております。

6月22日 舞台装置設置委員会スタートに当たり、高所作業を安全に行うための講習会。舞装の開始です。事故は絶対にあってはなりません。
6月26日 野球部・水泳部壮行会

【全国大会出場者紹介】

 さて、前号では7月末より8月前半にかけて九州北部各県で行われる全国高校総体に、本校からは2名の生徒が参加することになったことをご紹介しました。お二人の意気込みや感想はおいおいご紹介して参りたいと思いますが、今回は県予選を勝ち抜いて初の全国選手権大会団体出場をつかんだ競技かるた部を紹介します。

 競技かるた部の皆さんの様子は昨年のPTA会報においても取り上げられたところですが、今年に入っても活躍目覚ましく、5月末に行われた、第29回長野県高等学校かるた大会の団体の部において見事優勝を果たしました。その結果、7月19日より21日まで滋賀県大津市で行われる第46回全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会の団体の部に、長野県代表として出場することとなりました。おめでとうございます!この競技は5名からなるチーム(8名まで登録)で勝敗を決することとなりますので、チーム全体で力をつける必要性があります。これまでも競技かるた部の皆さんが団体として力をつけてきていることをご紹介して参りましたが、ついに伝統ある近江八幡で行われる全国選手権大会に、団体としての出場権を獲得したこととなります。競技かるた部の皆さんの全国大会での活躍を期待しています。なお、他の文化系クラブにおきます全国総文祭出場の個人・団体につきましては、後日あらためてご紹介申し上げます。

県大会会場にて

【吹奏楽部定期演奏会のお知らせ】

 吹奏楽部の定期演奏会が今年も6月29日(土)午後1時より、キッセイ文化ホール大ホールにて開催されます。コンクール演奏曲の演奏の他、吹奏楽部創作ステージなどが行われますが、その中で、私が特に注目しているのは、ガーシュインの「ラプソティー・イン・ブルー」に挑戦することです。吹奏楽の演奏会でこの曲が取り上げられることは珍しいことだと思います。しかも、弦楽部門は音楽部室内楽班の客演、ピアノは昨年度の長野県ピアノコンクールで大賞を受賞された2年生の水野遥佳さんの客演によるコラボが実現されるようです。どのようなガーシュインが奏でられるのか、今からとても楽しみです。とんぼ祭の準備期間中で、それぞれ忙しい中ではありますが、お時間のつくれる方はぜひともキッセイ文化ホールに足をお運びいただき、演奏をお聞きいただければ幸いです。