第296号 中信総体が終了しました
5月7日(金)から10日(月)および、18日(土)から20日(月)にかけて、長野県高等学校総合体育大会中信地区大会が開催されました。中信総体は全部で15の種目(部門)において実施されましたが、その内本校からは10の種目に出場しています。本校には中信高体連の事務局がおかれており、私もその責任者にあたりますので、できるだけ全ての会場を訪問させていただき、会場長や専門委員長の先生方にご挨拶させていただきその労をねぎらうほか、本校の皆さんが頑張っている姿を拝見させていただきました。競技ですので、必ず勝敗はつきものではありますが、それとは関係なく、皆さんが溌溂と躍動している姿、そしてそれを夢中で応援している仲間や保護者の皆さんの姿は、本当に尊い!、と心打たれる各会場の様子でした。
プログラムに各試合の開始予定時刻が記載されているバスケやバレーは、できるだけ本校の試合時間に合わせて会場訪問をさせていただきましたので、試合前後に選手の皆さんに声をかけたり、機会があれば保護者の皆さんにもご挨拶をすることができました。しかし難しいのはそうではない競技、訪問しても本校の試合とマッチングしない場合があります。そんな中、生徒の皆さんの方から私を見つけたのか、わざわざ挨拶するため近くまで来てくれたテニス会場やバドミントン会場は、とても嬉しかったです。陸上会場の待機テントでお会いした選手の皆さんは、午後3時過ぎ、かなり疲労していたように見えたのだけど、元気に並んでこちらの激励に答えてくれました。剣道会場では訪問した折にたまたま男子団体の県大会出場のかかった試合をやっていて、接戦の末勝利した瞬間を見ることができました。選手たちのところに駆けつけると、面を取って話しかけてくれた選手の皆さんの顔が、満面の笑顔で蒸気しており、静かな中でその喜びがひしひしと伝わってきました。そのあとに訪問したソフトテニスの会場でも、男子団体の順位決定戦に本校のチームが挑んでおり、これに勝てば県大会出場枠獲得という試合を見ることができました。こちらも接戦の末、何とか勝利することができたのですが、当日は強風のために思うような結果を残すことができなかったのか少ししょげた顔でした。満面の笑顔も、しょげた顔も、精一杯頑張った結果、その選手たちの顔は尊い!!県大会に進むことできた皆さん、のこり半月ですが、県大会でも精一杯のパフォーマンスを示してください。そして中信地区大会で部活を終えることとなった3年生の皆さん。本当にお疲れさまでした。悔いは残るかもしれませんが、高校生活での、深志高校でのこの部活動の経験は、かけがえのないものとして、生涯の思い出となるはずです。
ちなみに5月7日、8日には、長野県高校将棋大会が勤労者福祉センターで開催されていました。女子個人では2年生の高橋さんが見事優勝、昨年に続き第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会出場枠を獲得しました。おめでとうございます。男子団体には3年生を中心としたトリオが全国総文出場1枠を目指して臨みましたが、惜しくも4位ということで、夢をかなえることができませんでした。しかし、皆さんが大会に向け工夫しながら技術を磨いてきたことは、決して無駄にはならないはずです。活動を終えた運動部の皆さんを含め、とんぼ祭に、受験勉強に、その経験をモチベ-ションとして転換してほしいと願っています。