校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2023年11月16日

第273号 3学期が始まりました

 深志高校は現在も3学期制、しかも、1・2年生の2学期期末テストの終了する11月前半に2学期終業式・3学期始業式を行います。本年度の終始業式は、11月10日(金)に行われました。年度の後半を迎える節目の頃、極寒の体育館となる直前のタイミングでもあり、今年も寒さを避けるにはギリギリセーフでしたので、全校生徒が体育館に集まり、私からのお話と、全国大会で優秀な成績を収めた、陸上競技部とクイズ研究会の方々の表彰を行いました。そして、久々に生徒職員みんなで校歌を歌ったのも、感慨深かったです。3つの学年全てがそろうのは、すでにとんぼ祭や合唱コンクール、とんぼ祭記念講演、クラスマッチの開閉会式、防災訓練等、普段の姿となってきましたが、始業式や終業式で揃ったのは、そして全校で校歌を歌ったのは、令和元年度の2・3学期終始業式以来なのではないでしょうか。感染症だけではなく、最近は暑さ・寒さが極端なだけに、950人の生徒が一堂に会するというのは、タイミングが難しくなってきているように感じています。

全日本陸上U16の棒高跳で8位となった谷川さん(1-7)
高校生ニュース・博識甲子園で準優勝を遂げたクイ研の3人

終業式では「学びと自由・自治」に関して、私が思うところや、私が深志高校の教員だったころに、当時の校長先生や先生方からお聞きした話を中心にまとめてみました。内容は次の通りです。なお、ご報告が遅れましたが、終始業式の行われた大体育館屋根及び、外壁の塗装工事は無事終了いたしました。体育館を覆っていたシートや工事資材なども撤収されて、元の体育館の様子に戻っています。工事の間ご迷惑をおかけした生徒職員の皆さん、周辺住民の皆様のご協力に感謝し、あらためて御礼申し上げます。

【各種大会報告】

 去る11月7日(日)、大町市運動公園を発着する県高校駅伝(全国・北信越高校駅伝予選)におきまして、松本深志高校の女子チーム(陸上競技部:田村さん、近藤さん、宮島さん、上條さん、山口さん)が第3位に入賞し、富山市で行われる北信越大会にコマを進めることとなりました。女子の大会では、昨年全国制覇を成し遂げた長野東高校、さらには長野日大高校に次ぐもので、その順位と2時間17分台の記録は大変な好成績であるといえます。また、この大会で1区を走った田村さんは、11月12日に福島県で行われた東日本女子駅伝の長野県代表選手の一人に選ばれ、7区の高校生区間で区間第5位と健闘しました。さらに男子も第7位に入賞し、深志高校の長距離陣が、今とても熱いです。  一方、全県の高校生がチームを組んで挑戦する、第13回信州サイエンステクノロジーコンテストに本校からも2つのチームが挑戦しましたが、2年生を中心としたチームが生物部門と数学部門において優勝を果たしました。この大会には毎年本校から有志が参加していますが、自然科学の分野においても毎年輝かしい成果をあげていることは、本校の特徴の一つであると考えます。