第260号 野球県大会そして終業式へ
第76回とんぼ祭が終了し、ロス感の中、あちこちでリスタートを切ろうとしている深志生の姿が見受けられます。そうした中、とんぼ祭直後より行われた夏の甲子園を目指す長野県大会では、本校野球部には多くの感動をいただき、ありがとうございました。そして大変お疲れさまでした。一回戦は文化祭代休日でしたので、多くの生徒の皆さんや先生方をスタンドで見かけることができました。応管のエールのもと、みんなで声を出して応援できることは、本当に素敵でした。そして松本第一との2回戦、出張先から球場に駆け付けると、5回が終了し、1点差の手に汗を握る展開。引き締まった投手戦、スタンドの皆さんとともに、応援にもさらに熱がこもりました。特に何度か訪れたピンチを切り抜けるために、チームメイトが伴に支え合っている姿は、強く印象に残っています。仲間同士、気持ちが通じ合っている様子というのを、観ていても感じるところがありました。野球部のみなさん、本当に感動をありがとうございました。
今週末は早くも終業式です。そして来週になると、3年生は夏休みの補習を迎えます。気持ちを切り替えるタイミングです。歯を食いしばらなければならない場面もあるかもしれないけれど、みんなで始動できるよう、ともに頑張りましょう。1、2年生は特編授業となりますが、2年生は自分の設定した課題に取り組む探究学習が始まります。さらに1年生は今後探究を進める上でのワークショップを展開します。このワークショップでは、外部から様々な分野の探究人をお呼びしてお話をうかがうことをきっかけに、これからの自分の課題設定や課題解決の方法論、あるいはどのように話せば(表現すれば)自分の思いが伝わるか、などを感じてもらう機会にしたいと思っています。そして27日にはKDDIとの共創プロジェクトとして、1、2年生参加によるマーケティングリサーチの手法に関するワークショップを予定しています。まさに1,2年生は、どっぷり探究に浸かる1週間となりそうです。
【水泳部 北信越大会出場】
水泳の北信越大会は、今週末の22日、23日に金沢市の金沢プールで行われます。本校からは原知希さん(3-7)が男子自由形の100mと200mにおいて、県大会でそれぞれ3位と4位となり、代表として出場することとなっています。原さんによると、今年になってタイムが更新されており、ここにきて調子が上がってきているそうです。2種目とも県大会ではベスト記録を出すことができたそうで、北信越においてもベストを狙っていきたいと語ってくれました。マネージャーとして参加する藤井大治郎さん(2-2)も、本気になって記録を狙っている原さんに感化されており、応援するとともに、来年は自分が頑張りたいと話してくれました。
【音楽部合唱班NHKコンクール県大会・銅賞入賞】
第90回NHK全国学校音楽コンクール長野県大会が、7月17日の海の日に、塩尻市レザンホールで開催され、私も高文連合唱専門部の役員として1日大会会場におりました。4年ぶりに観客を入れ、開会式と閉会式を行い、参加者がお互いの演奏を聴きあうという合唱の大会の姿が戻ってきました。コンクール部門参加19団体のうち、入賞できるのは上位6団体なのですが、深志高校・蟻ケ崎高校合同合唱団は見事銅賞に輝きました。おめでとうございます。大会後、生徒からは楽しくのびのびと歌うことができたとの声を聞くことができました。関東甲信越大会に出場できる県代表・金賞(1校)には及びませんでしたが、各パート間のバランスや、のびやかな発声、言葉を大切にした歌い方など、とてもよくできた演奏で、「もしかしたら」と思っていたところ、入賞校として名前が呼ばれ、私も大変嬉しかったです。特に課題曲は雄大でキラキラしていて素敵でした。当日の入賞校6団体の自由曲の演奏(録音)が、8月26日(土)の11時頃からNHKFM放送で放送されるとのことでした。