第225号 秋爽の深志生達
日の暮れが早まってくるのと同時に、朝晩の冷え込みを感じる秋寒の季節となってきましたが、北信越大会に進出した爽やかな深志の皆さんをご紹介します。
【陸上競技部、北信越大会で走り、跳び、投げた!】
9月~12月にかけて、運動部(運動協議会)の1・2年生は各競技の新人戦に参加しています。すでに中信地区大会の行われた運動部の多くでは県大会進出を決めていますが、その中で陸上競技部は9月に行われた県大会を経て、5名の皆さんが10/21~23にかけて富山市で行われた北信越大会に出場しました。
このうち、3名の方々が8位以内の入賞を果たしました。入賞おめでとうございました。この中で角崎美沙都さんは、「大きな舞台で自己ベストを出してシーズンを締めくくることができたことに、とても満足しています。来春も北信越大会で良い結果を残したいので、そのために頑張りたいと思います。」と語ってくれました。
【棋道部囲碁班、競技かるた愛好会も、北信越大会に出場決定】
10月8日に行われた、第38回長野県高校新人囲碁選手権大会において、棋道部囲碁班が男子団体戦と女子個人戦で優勝し、12月に本県で実施される北信越大会に出場します。さらに競技かるた愛好会は、11月に石川県で行われる北信越高等学校かるた選手権大会に、夏の総文祭にも出場した1-6向山さんが長野県団体チームの一員に選出され出場します。また、来年度春の県大会のシード枠を決める県新人戦には、1チーム5人を要する団体戦に2年生3人、1年生4人のチームが出場し、これまでの最高位である第2位の成績を収めました。仲間とともに競うことの心強さを感じつつ、頼もしい1年生を2年生が支えながら試合に臨んだそうです。毎年県代表としてコンスタントに上位大会に出場している棋道部囲碁班に加え、最近メキメキと力をつけてきた競技かるた愛好会、そして10/28,29に実施された県新人戦で、惜しくも北信越は逃したものの、男子団体3位と健闘した棋道部将棋班など、伝統文化的競技部門での本校の活躍も注目できるところです。
【部活動つながりで…、第29回長野県高等学校総合文化祭総合フェスティバルについて】
秋晴れの11月21日(金)、塩尻市レザンホールで第29回県総文祭総合フェスティバルが開催されました。今年の県総文祭は長野高文連設立30周年記念式典も併せ実施され、開催地区だけではなく、各地区の高文連関係の皆さん、出演者の保護者の皆さんに加え、教育委員会の関係者が参集されました。式典においては本年度の長野高文連表彰が行われ、本校からは放送愛好会がNHK放送コンテストの成果により表彰を受けました。さらに、ステージ発表で、音楽部合唱班が中信リーダーズコールの一員として、室内楽班が県選抜オーケストラの一員として演奏を行い、またNHK放送コンテストのテレビドキュメント部門に出品した本校放送愛好会の作品が上演されました。
平成30年(2018年)に長野県で開催された全国高等学校総合文化祭(信州総文祭)では、全国からの参加者を迎えるため、長野県の高校生が学校の枠を取り払って協働し、自分たちで考え、企画し、創造的な大会の運営をしてくれました。その間、生徒実行委員会本部および各部門では、生徒同士でアイデアを出し合い、意見を戦わせながらもお互いを認め合い協力し合う探究的な姿がありました。そんな先輩たちの実践がコロナで途切れてしまうのではないかと心配されましたが、今後とも県総文祭で、そして各校の文化祭の運営においても引き継がれていくことを願っています。