第301号 とんぼ祭準備中
吹奏楽部定期演奏会感想
去る、6月29日(土)に本校吹奏楽部の定期演奏会がキッセイ文化ホールにおいて開催されました。開催にあたり、ご支援ご助力を賜りましたキッセイ文化ホールスタッフの皆さんを始め、関係各位の皆様方に心より御礼を申し上げます。
さて、16時より別の会議に出席しなければならなかった関係で、第2ステージまでを聴かせていただきましたが、どの曲も創意工夫をされる中で、自分たちの思いや今できる表現を客席に伝えようとする熱い願いが伝わってきました。その中でも、特に感動したのが、第1ステージ終曲の「ラブソティー・イン・ブルー」でした。ガーシュインによるこの曲は、アメリカ音楽の断片がちりばめられており、ジャズのコード進行・リズムや、コメディータッチの演奏技術も求められるまさに大人の世界の「狂詩曲」。ピアノの独奏や弦楽器も交えて織りなす難曲ですが、冒頭から引き込まれ、15分余りの演奏時間があっという間でした。ピアノが熱かった。高校2年生とは感じさせないピアニストの大人のつややかでダイナミックな演奏がグイグイと押し寄せてきます。これに管弦楽も引けを取らず、自由でいて、しかし協調性のとれたオーケストラは、ピアノとマッチしてこちらの心をウキウキとさせる演奏となっていました。さらにキッセイ文化ホールの響きや残響とオーケストラがマッチしていて、とても心地よかったという印象も残っています。素敵な演奏を本当にありがとうございました。この演奏は聴いておいて本当に良かったです。
とんぼ祭準備の断片
先週から始まっていたとんぼ祭の準備期間ですが、今週は10分短縮授業、本日は半日授業という予定で、いよいよ準備も佳境を迎えています。放課後準備の様子を見て回りましたが、先生たちを頼らずに、自分たちで話し合いながら準備が進んでいきます。必要な場面ではヘルメットを装着しながら、きちんとコミュニケーションを取りつつ安全対策をしている状況も見受けられました。時折見かける先生方の心配そうなお顔も印象的でした。5日スタート、間に合うでしょうか。私が関係する深志ケ丘交響楽団も例外なく一夜漬けですね。頑張りましょう。以下、7月2日の様子です。