第291号 4月当初の行事
4月第1週目の週末から一気に5月の連休並みの暖かさへと季節は変化しましたが、4月8日の桜は写真の通り。ちらほらと咲き始めてはいますが、爆発的な満開は今週後半になる模様。やはり3月が寒かった影響が出ているのでしょうか。今週末の縮小とんぼ祭の頃が楽しみです。縮とんの土曜日(13日)、お弁当とシートを持って、桜の下でお花見というのはいかがでしょうか。(本校生徒と職員に限りますが…。)
【対面式】
4月5日(金)朝、大体育館において、應援團管理委員会主催による新入生と2・3年生との対面式が行われました。対面式では1年生のあいさつに続いて、生徒会長による激励が語られ(上級生に対する激励も語られていましたね)、先輩、そして1年生からの自由な発言となります。上級生からの発言は、「深志高校あるある」や「深志高校の楽しみ方」に関する話など、かなりウケをねらったネタモノが多かったように思いましたが、緊張した1年生が肩の力を抜くには良かったように感じました。深志生にしては少し軽いのではないかとのご意見もあるかもしれませんが、昭和ではない、令和の対面式であることを認識するものでした。一方、1年生からも複数の意見や質問が出されましたが、その中で「深志高校の校内の場所で一番好きなところはどこか」という質問がありました。この質問に対して先輩たちは、ウケを狙わず、実直に回答していたのが印象的でした。ちなみに私は、一棟の階段を何万という生徒が利用した結果、角が丸まってインコースがへこんでいる形状と、春分の日と秋分の日の夕方に、一棟一階の西の窓から差し込んだ光が、反対側の講堂入り口までのすべてのアーチ型壁まで届く神秘的な景観の二つが推しです。
【春の歌練】
新入生の歓迎行事を代表するものと言えば、校歌や応援歌を覚えるための、應援團管理委員会主催の春の歌練です。1年生にとっては少し日常とは異なる空間、緊張を伴う行事でもあります。しかし応管は、あらかじめ全員の立ち位置のバミリをし、集めたり散らばらせたりという時間も省き、事故の起こらないよう、顧問とともに準備してきました。一日最大2時間、3日間という限定で、効率的に練習ができることを旨として計画している点も、昭和とは大きく異なる点だと思います。この点もポスト感染症の時代に合理化を図った行事の一つであると言えるでしょう。また練習中は昭和のような厳しさを感じる人もいるかもしれませんが、すべての日程を終えた後、胸にこみ上げる達成感を1年生の皆さんには味わっていただきたいと思っております。そのための仕込みも応管の皆さんはしていると思われますので、1年生の皆さんは、ぜひ自分をほめてあげたくなるような思いを感じてください。