学校長挨拶

松本深志高校校長 倉田 慎司

松本深志高校校長 倉田 慎司

長野県松本深志高等学校のホームページへようこそおいでくださいました。誠にありがとうございます。2025年(令和7年)4月より校長を務めます倉田慎司でございます。

 

本校は明治9年に創立、今年度149年目を迎え、多くの卒業生が社会の様々な分野で幅広く活動しています。校舎の一部は昭和10年に落成されたままの姿で、スクラッチスタイルの荘厳な趣は登録有形指定文化財にも指定されています。歴史と文化を身近に感じ、北アルプスの峰々を日々仰ぎ見ることのできる自然豊かな環境で、900名を超える生徒が主体的に学び、生徒会活動や部活動などに若い情熱を注いでいます。

 

初代校長の小林有也先生の「御三訓」は今もなお、深志生の心を支えるのみならず、卒業生の生き方にも影響を与えていると聞きます。

 

1.諸子はあくまでも精神的に勉強せよ

 

2.而して大いに身体の強健を計れ

 

3.決して現代の悪風潮に染み堕落するが如き事のあるべからず

 

グローバル社会の進展や人工知能の飛躍的な進化など急速に変化する社会にあって、あらためてこの「御三訓」は深志生、そして深志教育が向かおうとする方向性を示す羅針盤となっているのではないでしょうか。

生徒の皆さんには、自主的・協働的に真理を追究し、充実した学校生活を送ってほしいと願っています。そして、自分自身の人生を豊かに、また、自分が暮らす社会をよりよいものにすることにより、自分以外の人々や自分自身に幸福をもたらすことを願います。

今後とも、皆様方の変わらぬご支援並びにご協力をお願い申し上げます。

松本深志高校 第27代校長

倉田 慎司