吹く風に少しずつ春の気配を感じるようになりました。
旅立ちの春にふさわしい青空に恵まれて、3月3日、第75回卒業証書授与式が行われました。

昨年と同じく、新型コロナウイルスへの配慮の観点から、3年生とその保護者、式の関係者のみでの開催となりました。今回は、卒業生の退場時に在校生によって行われる「さくら合唱」をテーマに紹介したいと思います。

「さくら合唱」は有志の在校生によって行われています。12月から始動し、当日の披露に向けて練習を重ねてきました。昨年度はコロナ禍により、練習もできず、オンラインで同時録音をしての合唱でしたが、今年はパートごとの練習、吹奏楽部との合同練習を経て、直接「さくら」の合唱を卒業生に届けることができました。

各々予定もある中で、音程のずれや声量の課題など困難な場面もあったかと思いますが、最終的には「さくら」の合唱を完成させることができて本当に良かったです。

「さくら合唱」では生徒会のさくら合唱係の皆さんが企画・統率をしました。係の方々の努力があったからこそ実現できた「さくら合唱」だと感じます。

桜が咲くのはもう少し先にはなりますが、大体育館に響き渡った「さくら」が卒業生の皆さんの羽ばたく原動力の一部になっていたら幸いです。

来年もまた、「さくら」が咲きますように。

卒業生の方々、ご卒業おめでとうございます。
今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

文：坂田