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深志の服装

こんにちは!生徒会本部学校ホームページ係の那須勇臥です。2月を目前とし、寒さが一層増してきますね。そんな中、皆さんはどのような服を着ているでしょうか。そこで今回は深志の服装についてご紹介します。深志高校では“自治の精神”に基づき制服はなく、私服で学校に来ます。
なぜ私服での登校が許されているかというと「生徒自身でその場にあった身だしなみをすることができるように」との願いが込められているからです。また指定のジャージがなく体育は“運動できる服装”で授業に臨みます。

そこで今回は毎日どのような服を着ているのか深志生にインタビューしました。

Q.どのように毎日の服を選んでいるか
・その日の朝に目に付いた服を着る
・前日にどの服を着るのか決めてく
・平日用の服を決めておく
・好みだけでなくその日の天気・気温を確認して服を決める
・体育や部活がある日は運動できる服や、着替えやすい服にするといった予定に合わせて着てくる
清潔感がありTPO(Time、Place、Occasion)をわきまえ人に不快感を与えないようにしているようです。

Q.私服登校や染髪、装飾品のいいところ悪いところは何だと思うか
〈いいところ〉
・見た目で自己表現ができる
・気温に合わせて柔軟に対応できるなどといった“自由”がいい
〈悪いところ〉
・学校外の人から見ると異様でありトラブルの火種となるのではないか
・毎日服を決めることはめんどくさい
明るい服を着ている人、髪を染めている人、ネックレスをつけている人などいろんな人がいます!

Q.こだわりや服を買う時の基準
・色・キャラものといった嗜好、値段、服の質、季節感
・場面ごと(フォーマルな時など)に買っている
僕は無地の服が好きです!

この服を選んだ理由:温かくて且つ冬の落ち着いた雰囲気に合うようにするため
気をつけていること:高校生らしくあるように無地や柄を少なくすること
こだわり:上下でバランス良くなるようにしたり、また髪色にも合うようにしたりすること

今回ブログを書くにあたって数人の先生にもインタビューさせていただきました。

Q.今の深志生の服装・髪型・装飾品といった身だしなみについて気になっていること
・一部生徒は気になるが、全体的にはない
・髪を染めたり、ピアスを開けたりする行為は高校生としては一般的でなく世間から見たら普通ではないことをわかってほしい
・掃除をしてくれる人がいるから上履きと下足の区別をつけてほしい

Q.制服の学校とどのような違いがあるか
・先生としては過度な指導が必要ないため良い
・雰囲気が全く違う

Q.私服登校や染髪、装飾品のいいところ悪いところ
〈いいところ〉
・自己表現ができること
〈悪いところ〉
・良くも悪くも自分で考える必要がある
・お金がかかったりトラブルのもととなったりする


「やりたいことをやる前に社会の一員でありその中でどのような存在か考え行動することが大切」「自由は自分の主体性が試される」とおっしゃっていたことが印象に残っています。
僕がインタビューしたなかで「学校内外に関わらず誰かが不快感を抱くといった不利益を被らない身だしなみの心がけが大切であること」は共通していました。

私服で授業を受ける様子
深志高校出身の先生曰はくかつてより部活の服を着る人が多くなったらしい

深志高校では私服で、髪を染めてはいけない・装飾品をつけてはいけないといった規則がなく、自分自身の好きな格好で学校に来られることは高校生活を豊かにしてくれると思います。服や髪色、髪型といった外見に個性や性格が表れることもあり同じクラスの人、先輩、廊下ですれ違った人などがどのような服を着ているのか見ることはとても面白いです。

インタビューにご協力してくださった生徒・先生方、本当にありがとうございました。今まで先生方のご意見を伺う機会がとても少なく深志高校のこのような校則にどのような印象をお持ちなのか知ることができて貴重なお時間でした。

日常の生活を服装で明るく楽しくおしゃれなものにしましょう!!