生徒
ブログ

探究—好きを貫くこと。

こんにちは!生徒会本部学校ホームページ係の赤羽杏理です。

今回は、今年探究活動で最優秀賞を獲った新井大登さんに自身の探究テーマについてお話を聞きました。

対談は学校案内パンフレット係の常田を加え、3人で行いました。

新井さんの探究テーマは、ズバリ、「昆虫食」です。

探求を始めたきっかけ

赤羽:なぜ昆虫食について探究しようと思ったのですか?

新井さん:昔から昆虫が好きだったんです。それに、近い将来昆虫しか食べられなくなる可能性が少なからずあると思うので、今のうちに慣れておこうと思って。

結果と学び

常田:どのように探究を進めましたか?

新井さん:やることは簡単です。昆虫を使って作った料理を友達とか家族とか、いろんな人に食べてもらって、美味しいかどうかを5段階で評価してもらいました。

1年生の時からずっと昆虫食をテーマにしていて、1年生の時は“コオロギのたこ焼き”を、2年生の時は“コオロギのコロッケ”を作って食べました。

調理をしたのはこの2つなんですが、他にも、フナムシの幼虫や蚕の蛹、トンボも食べました。

ちなみに蚕の蛹が一番まずかったです…

↑コオロギのコロッケ。虫が入っているとは思えない見た目ですね。

赤羽:探究を行う中で得た学びや気づきは何ですか?

新井さん:自分が思っている以上に世の中に昆虫食が浸透しているってことです。無印良品でもコオロギの煎餅が売ってましたし、結構いろんなお店で昆虫食を売っていることを知って浸透していることに気がつけました。それと、自分の料理の腕次第でだいぶ美味しさは変わりました。

深志の探究への思い

常田:深志の探究活動についてどのように感じていますか?

新井さん:みんな自分のやりたいことを貫いてやっているっていうのは素晴らしいことだと思います。ぼくは友達も昆虫食について探究をしていたので、夏休みに一緒に昆虫を取りに行ったりしました。そういう楽しさもあるので、やっぱり自分の好きなことをやるのが一番!ゴールの見えない探究を進める上ではそれが一番大事だと思います。

後輩へのアドバイス

赤羽:これから探究を行う後輩に向けてアドバイスをお願いします。

新井さん:自分の楽しいことを貫き通すことがいちばんの探究だと思います。自分の興味があることの方が良い発見ができると思うので、自分が楽しいと思うことを頑張って研究してください!

あと、ぜひ皆さんも昆虫食を食べてみてください!

どうでしたか?

新井さんは探究活動を行う中で“楽しさ”と“学び”の両方を手に入れていました。

それが探究の最大の良さですよね。

皆さんも“好き”を貫いてたくさん発見ができるといいですね!