2024年12月28日
冬休み受験生応援企画 先輩インタビュー (生徒会長)
今回は受験生の皆さんのモチベーションとなるよう、冬休みから受験に向けた取り組みについて伊東 光太郎 生徒会長へインタビューを実施しました。中学3年生当時の気持ちや勉強方法を紹介することで皆さんの目標実現の一翼を担えたらと思います。また、記事の後半には新聞委員会の協力で撮影した「深志の今」をテーマとした写真を掲載しています。ぜひ最後までご覧ください。
インタビュー
――中学校時代も生徒会長を務めていたとのことですが、12月に生徒会が終わってから、冬休みの勉強に向けての切り替えについて教えていただけますか?
生徒会活動が12月に終わって、喪失感が大きく、切り替えるのは正直難しかったです。でも、改めてなんで受験をするのかを考えた時に、合格すれば「自治」の中で自分の好きな楽しい生徒会活動をできるんだなと思って頑張れました。受験の目的や自分の目標を改めて考えると切り替えもしやすいのではないかと思います。机に体をくくりつけてるくらいの気持ちで、自分を強制的に机に向かわせました。
――勉強に気持ちを切り替えた後、冬休みの期間はどのようにモチベーションを保っていたのですか?
僕は勉強についての計画を立てるタイプではなかったので、何をすればいいのか分からないままやっていました。”いつまでにこれをやる!”や、”いつまでに何をわかるようにする” といった計画を立てるようにしてからは、ゴールが見えるようになって、モチベーションを維持できるようになりました。塾に行くモチベーションはチェックインする時に塾の先生と話してもらうことで保っていました。
――モチベーションを保てても、ずっと勉強をしているというわけにはいかないと思いますが、何かリフレッシュの仕方などはありましたか?
寝ることですね。とにかく寝ていました。土日は10時間以上寝ていることもありました。
――寝ると元気になりますよね。
そうですね。頭がスッキリする感じもあると思います。僕にとって睡眠は最大の娯楽です。
――では冬休みの具体的な勉強方法や場所について教えてください。
冬休みくらいになると今までやってきた模試がたまっていたので、過去の模試でできなかったところをひたすら潰していました。勉強場所としては、誰かに監視されている緊張感が必要だと感じたので、基本的に塾の自習室を選んでいました。また、友達とやると遊んでしまうタイプなので、友達とやるのではなく、一人でやるようにしていました。
――自分を律して勉強することが大事なんですかね?
自分で律しつつ、人に叱ってもらいつつやるのがいいのかなと思います。
――冬休みを振り返って、やっておけば良かったことや、やっておいて良かったことはありますか?
やっておけば良かったこととしては社会などの暗記系です。暗記系は直前に詰め込もうと考えて、冬休みは抑えめにしていたのですが、後々ツケが回ってきて、総合テストで落ち込むことなどもあったので、自分的にはヤマをはったりせずに満遍なくやることが重要だと考えるようになりました。やっておいて良かったこととしては、国語などの誰かにみてもらう必要がある教科です。長い休みで一日中塾で過ごせたので先生にみてもらうことができて良かったです。
――冬休みが終わってから受験までの間で大変だったことはありますか?
自分はやった分だけ結果がついてきた部分があったので、すごく苦しくなるということはありませんでした。でも前期受験が始まり、喜ぶ人と悲しむ人の両方を見たので、そこから受験の生々しさを感じ、受験をする実感が湧きました。焦りのようなものもあったかもしれません。
――受験を振り返って、生徒会や学習など今の暮らしにどのように繋がっていると思いますか?
やっぱり受験の時にきちんと努力できたという実績は自信に繋がっていると思います。大変なこともありましたが、「あの時と比べると大したことないな!」と様々なことに対して前向きになれているとも感じています。受験の苦労も良いもんだなって思えました。
――僕たちも自信がついたと感じています。すごく大事なことのような気がします。
やり遂げたという自信があると様々なところに繋がりますよね。
――最後にこれから受験をする受験生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。
自分でやってみないと分からないことも多くある中で、今から手をつけようとする部分もあり不安も大きいと思います。やるだけやってみて、自分の出せるものを最大限出せるのが一番良いと思います。頑張ってください。
(インタビュー終わり)
いかがでしたか?この記事が、少しでも志望校合格を目指す受験生の皆さんの力になれば幸いです。皆さんの合格を心よりお祈りしています。
「深志の今」写真集
秋の校舎や部活動に打ち込む様子など、新聞委員会に撮影していただいた深志の今をテーマとした写真をお届けします。この写真を見ることで深志高校に入った時のイメージを膨らませていただけたらと思います!
撮影協力:新聞委員会
企画・文章:生徒会本部HP係 関 航生, 笠原 伶文
企画協力:生徒会本部 須澤 祐佳