校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2024年3月13日

第288号 (速報)台湾だより

 卒業式の雪に驚きましたが、学力検査の日(6日)の前日からの雪にはさらに驚きました。検査の開始時刻を遅らせなければならないかもしれないという不安の中(実際には全県すべて予定通りでしたが)、受検生が安全に登校できるよう、6日は朝6時前から三々五々と先生方が集まり、校内の受検生の通り道や、学校周辺の雪かきを行いました。道路事情も悪かったですし、それぞれご都合があるのに、お集まりいただき感謝しています。そこに市民タイムスさんの取材が。雪かきをしている様子の写真を何枚か撮っていかれましたが、写真は掲載されませんでした。取材に来ていた記者がかつて深志高校で私が授業を持った卒業生で、早朝から懐かしかったです。受検生の皆さんには力を発揮していただけたでしょうか。そして12日(火)の午後にも南岸低気圧の影響による積雪があり、春に近づくカミ雪ではあるけれど、「雪かき」という名の筋トレを頻繁にやらせていただいています。来週もまた、南岸低気圧が通過するようですが、どうなるでしょうか。重たい雪ですので、腰痛にご留意ください。

【2年生有志 台湾研修】

 これまでの校長通信におきましても事前学習の様子等をお知らせいたしましたが、2年生40名(引率教諭2名)が、3月11日(月)~14日(木)にかけて、台湾研修に渡航しています。11日朝、予定していた集合時刻よりも早く全員が松本駅に集まり、一人残らずワクワクの表情を浮かべながら、中部国際空港に向けてバスが出発していきました。5年ほど前?に2学年による海外研修の企画準備が始まりました。同窓生からの支援の申し出もあり、実現の手前までこぎつけたのですが、感染症の影響で企画はストップしてしまいました。昨年の2年生により、福島県のブリティッシュヒルズへの有志による研修という形でこの企画が復活し始めましたが、いよいよ今年は実際に海外に赴く形が初めて実現しました。初日と最終日は、ほぼ移動に費やされますが、2日目(昨日)は故宮博物館や九份をめぐり、3日目(本日)には先住民族の方のお話や、現地の大学生との交流プログラムが行われています。現地での滞在時間は決して長くはありませんが、事前の台湾の中学・高校生徒との文化交流や現地の方からの講話などの学習も含め、グローバルな視野、海外へ目を向ける姿勢等が少しでも育ってくれればありがたいなと思っています。以下、昨日3月12日(2日目)の様子を掲載します。