校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2023年10月26日

第270号 最近NHK出演が多いような…

 最近、NHK及び、NHK長野放送局さんと本校はいろいろな場面で関わっています。この7月から様々な場面でとりあげていただいておりまして、誠にありがとうございます。NHKさんと言えば、放送愛好会の皆さんはNHK高校放送コンテストで全国入賞していたり、音楽部の皆さんがNHK全国学校音楽コンクールの県大会で今年銅賞に入賞したり(NHKFMで演奏を放送していただきました)といった、いわゆるメジャーなコンペ部門での関りが注目されがちですが、最近はどちらかというと、本校独自の活動に注目していただいています。

 例えば、教育テレビで放送中の「沼にハマってきいてみた」では本校の特撮ヒーロー研究会が取材を受けるとともに、研究会長がスタジオに出演して本多忠勝、じゃなかった、ゴーカイジャーの山田裕貴さんと共演するという経験をされてきました。

https://www.youtube.com/watch?v=Ynh6qXbRC7s
とんぼ祭での特撮ヒーロー研究会の展示

 また、土曜日の朝7時30分から放送されている「どどどど!信州イチオシ」という番組では、「ダブルダッチ部」が全国のコンペティションに挑む様子が紹介されました。本校の卒業生で、FM長野でレギュラー番組を持ち、声優、歌手としても活躍中のIMさんや、NHK長野放送局キャスターのMRさんがダブルダッチ部の先輩であることは、本校に長年お勤めの先生方の中では有名な話でしたが、番組の中でお二人が高校時代の部活の思い出を話されたことも衝撃的でした。そして、ダブルダッチ部の皆さんが大会に向けて試行錯誤する姿は、まさに課題解決に向けた探究的な学びであると、県内の校長先生方よりコメントを寄せていただいています。

とんぼ祭でのダブルダッチ部の公演

 特撮ヒーローの皆さん、ダブルダッチの皆さんに共通しているのは、好きなこと、楽しいことに思いっきりはまった上で、「なぜ」、「どうすれば」に必死で取り組んでいるということです。そしてその課題は決して先生たちから与えられたものではなく、自分たちの中で生じたものでもあります。こうした活動が伝統的に行われてきたのは、深志に自治と自由という表裏一体のものが保障されてきたこと、そしてそれぞれの「好き」「楽しい」を互いにリスペクトするという風潮が校内に醸成されてきたことによるものではないかと感じているところです。

 一方、夏休みの「探Qウィーク」で、講師のお一人としてNHK長野放送局の田中寛人アナウンサーがおいでになり、番組制作にかかる課題解決をテーマにワークショップを実施してくださいましたが、その折の様子をご自身のブログに掲載していただきました。

https://www.nhk.or.jp/naganoana-blog/4200/
田中アナの講義(7月27日)

 さらに、10月25日(水)の18時10分から放送された「イブニング信州」におきまして、田中アナご自身により当日の講座の様子について紹介されました。(番組自体は「深志高校の探究学習について」というよりは、深志の生徒から出された「報道の在り方」に関する質問について回答するという内容でしたが。)

 NHK長野放送局の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。他の放送局の方もどうぞよろしくお願い申し上げます。