第255号 とんぼ祭準備始まる
期末テストが終了し、とんぼ祭の準備が始まりました。2週間の準備期間の短縮授業について、その活用をめぐり、生徒会の皆さんと係職員との間でかなり時間をかけて話し合いを行いました。その結果、24日からの週については5分短縮の50分授業という形で実施してきています。さらに7月3日からの週は10分短縮や、直前の授業のカットもあります。文化祭準備と休息のための時間を生徒の皆さんに戻しますので、ぜひ有効に活用して欲しいという先生方の願いがそこにはあることを、生徒の皆さんには理解をしていただきたいと思います。なお、準備がスタートした期末テスト最終日(6月23日)に、生徒会本部及び、とんぼ祭実行委員会による準備スタートのための放送が行われましたが、その際に私の方からお話をする機会をいただきました。その内容をあらためて掲載いたします。また、いつもと登下校の時間帯が異なるなど、生活のルーティンが変化する時期でもあります。くれぐれも交通安全に気を付けて、特に自転車を用いる皆さんは、事故に遭遇した際、頭部に深刻なダメージを受けないよう、対策を十分に施してほしいと思います。また、他校においても感染症の人数が増加してきています。大切な行事だからこそ、体調が悪い際は無理をせずに登校を控え、できれば通院をしてお医者さんの助言を求めるようにしてください。
今年も生徒会補佐員の担当者により、中学生向けの学校案内の作成が始まっています。昨年度初めて生徒の皆さんの手による学校案内が作られ、中学生の生徒・保護者の皆さんからご好評をいただいたことを受け、今年もリニューアル更新に向けて編集会議を行っています。6月26日(月)には、生徒会副会長の中戸川佳奈さん(2-8)と原稿用の対談を行いました。対談の中で「現在の自治の課題」というテーマに至ると、「時代の変化に伴う伝統の変革は是か非か、必要か否か」というテーマに絞られ、3名のインタヴュアー(補佐員)を巻き込んでの議論となりました。議論は白熱し、学校案内の対談であることと時間の経過も忘れて話は尽きませんでした。そういえば、以前私が本校で生徒会主任をしていたころ、役員の皆さんと時間を忘れて熱く語り合ったことを思い出し、ちょっとだけ血が騒ぎました。
【全国大会出場の文化系クラブ その2】
第254号に続いて今回取り上げるのが、棋道部囲碁班と将棋班です。このうち将棋班は、5月12日、13日に行われた第53回県高校将棋選手権大会で、女子個人に出場した高橋杏さん(1-7)がみごと第2位となり、8月に鹿児島県で行われる全国総文祭将棋部門に出場することとなりました。将棋の経験は小学生の頃、2年程教室に通っていたそうですが、中学生時代は全く離れていたそうです。高校に入り棋道部があることを知り、楽しかった思い出がよみがえって再開したところ、最初の大会で2位に入賞したそうです。並居る年上の強豪の中で頭角を現したわけですが、「総文祭ではハイレベルな戦いが待っていると思われますが、勝てるところまで精一杯頑張りたい」と語ってくれました。
また、囲碁班は昨秋の新人戦において男子の部において樋口郁さん(3-1)、女子の部で大久保真悠さん(3‐7)の二人が、鹿児島総文出場の切符を得ていました。これに加え、6月10日に開催された第47回県高校囲碁選手権大会において樋口郁さん(3-1)、武井歩生さん(3-7)、外舘龍太郎さん(2-2)が団体戦において昨秋の新人戦に続いて優勝し、7月末に日本棋院で行われる全国大会団体戦への出場を決めました。今回の団体戦における優勝は、勝算がある中ミスの無いことを心がけながら、慎重に戦いを進めたそうです。それでもやはりピンチに陥る場面はあったそうで、簡単には勝たせてもらえない経験を味わったそうです。全国大会では、昨年度より一つでも多く勝ちたいという抱負と、チームの足を引っ張らないよう頑張りたいという思いを語ってくれました。なお、外舘(2-2)さんは東京での囲碁の全国大会ののち、県高校文芸専門部の推薦により、深志高校文学部の代表として鹿児島総文にも参加をするそうです。