校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2023年1月4日

第233号 謹賀新年~トイレの話し~

 令和5年(2023年)が始動しました。年末・年始を皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。コロナによる行動制限もなく、十分な感染症対策を行いながらも、旧交を温められたり、親戚の方々とお会いになられた方もいらっしゃったのではないかと思います。斯く言う私も、年末に卒業30周年記念行事以来12年ぶりに高校時代の音楽部の仲間と集い、積もる話をすることができました。とはいえ、まだまだこのような状況ですので、半分の方々は東京や神奈川、京都などの自宅からのオンライン、地元の仲間も複数の医療機関従事者の監修(監視)のもと集まった、というところです。そんな状況での再会でしたが、卒業30周年+12年(すなわち還暦)という節目の年に、高校時代のごとく近況や今後のことを話したり、次回再び会うことを約束することができて、ここ2~3年の間抱えていたモヤモヤから少し解放されたような気がしました。

1月4日の中庭と講堂と1棟
生徒の姿がないため、とても静かな学校です 昔、講堂の廊下の出入り口の外にトイレがありましたが、いつも込み合っていましたので、繊細な私は行くのに抵抗がありました。

 3年生にとっては共通テストを、1、2年生にとっては3学期の中間テストを控えていますので、しっかりお休みを楽しむというような余裕はなかったかもしれません。でも、少し楽しむことを我慢しながら準備してきた皆さんには、必ずその成果が表れるものと自分を信じて、共テ・中間テに前向きな気持ちで取り組んで欲しいと思います。どんな時だって、自分が思うようにうまくいかないことだってあります。結果ばかりを気にするのではなく、今の自分を精一杯に取り組む、そんな思いでいてくれたら嬉しいです。

 【2棟のトイレ改修工事が進捗しています】

 新年最初の話題はトイレです。令和4年度の3学期を迎え、校内の様々な補修工事が進んでいます。体育館照明のLED化は無事終了し、年度末に向けては、一部の理科教室へのエアコンの設置事業が進みます。さらに遮熱や雨漏り防止に向けた大体育館の屋根の塗装の塗り替え工事も来年度のシーズンに間に合うよう設計が始まりました。こうした事業の中でも、本通信228号でも紹介いたしましたが、現在行われている2棟トイレの改修工事は今年度最大の環境整備事業と言って良いでしょう。これまで一部和式だった個室がすべて洋式となり、照明もLED化人感式となりました。流しも自動水栓化され鏡も姿見となっています。また床も乾式化され、衛生状況が保たれやすい素材でできています。そして何よりも安全・防犯に配慮した構造で、安心して使用できる個室の設計となっています。

2階トイレ前 2階と3階のトイレは現在工事中で使用できません。ご不便をおかけしています。
4階のトイレ前 4階は工事が終了し、1月7日から共用開始です。お待たせしました。
完成した4階男子トイレ 床が乾式化されましたので、清掃方法が変わります。

 現在は工事中のため、生徒の皆さんには大変ご迷惑をおかけしています。少し遠くの仮設トイレや生徒昇降口棟のトイレ、職員トイレ等も使用していただいています。寒い時期で申し訳ありませんが、もうしばらくご協力ください。なお2棟4階のトイレは、いよいよ1月7日(土)以降、リニューアルオープンとなります。(代わりに2棟1階のトイレが工事に入ります。)3年生の卒業式までにはすべてのトイレがリニューアルする予定です。きれいで快適なトイレを楽しみにしていてください。

男子トイレの個室 個室はすべて洋式化されました
鏡は縦長で上半身の写る姿見となっています