校長通信
ゆくて遥かに
校長通信

2022年8月5日

第217号 写真で綴る夏休み前半の行事と部活動

 1、2年生の特編授業(216号で紹介)が7月29日まで、3年生の夏休みの補習が8月5日まで行われて、夏休み前半に予定されていた行事が無事終了しました。生徒・保護者の皆さんはお元気でお過ごしでしょうか。新型コロナウイルス感染症の感染者数が拡大しており、また東北や北陸、山陰では豪雨に見舞われて、今年も大きな災害が発生してしまいました。災害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。通信をお読みの皆様には、どうぞこの夏を健康で安全に、楽しくお過ごしください。さて、夏休み前半の行事や部活動の一部を写真でご報告いたします。

〇 8月1日 昭和42年(1967年)西穂高岳独標における落雷遭難事故 追悼式

ご遺族の皆様、21回生の皆様による献花の行われたモニュメント
式典は13時30分からでしたが、午前中からお参りに訪れる方もいらっしゃいました。
21回生の皆様、関係者の皆様などおよそ70名の方々の参列がありました。
生徒の皆さんも大勢参加してくださいました。
OBOG有志の皆さん、山岳部および本校職員による慰霊登山を今年は実施することができました。独標でも献花と黙祷が行われました。
独標での山岳部生徒・顧問の皆さん 良いお天気に恵まれ、無事登山を行いました。献花、黙祷ののちの頂上での記念撮影。晴れ晴れとした良い顔をしていて、希望を感じさせます。教頭先生も随行してくださいました。

〇 部活動の結果報告に校長室を訪れてくれた皆さんを紹介します

 ☆ 放送愛好会の皆さん 今年もNHK全国高校放送コンテストの全国大会にコマを進めました。結果は、ラジオドキュメント部門「はっけよい」が優良賞、テレビドキュメント部門「僕達の避難所開設ワークショップ」が入選に選ばれました。全国でそれぞれ282作品、405作品のエントリーの中で上位入選は大変すばらしい結果でした。おめでとうございます。ラジオドキュメントはある高校生のひたむきな活動を追い続け、その様子を温かみのある表現で伝え、またテレビドキュメントでは地域・学校の抱える「防災」という課題を正面からとらえ、高校生がアクションをおこした姿を表現したものとなっているそうです。さらに上位に入ることを狙っていただけに、少し残念な結果となり悔しい部分はありますが、自分達らしい作品を創り、多くの人々や社会に対して伝えたいことを表現できたことには満足していると話してくれました。報告に来てくださった3‐7大月まきさんと3‐6矢野晶さんは、3年間の集大成を出し切ることができたからでしょうか、悔しいのでしょうけれど、良い笑顔を見せてくださいました。

笑顔で報告をしてくれた大月さん(左)と矢野さん(右)

 ☆ 吹奏楽部 長野県吹奏楽コンクールA編成(大編成)中南信大会で金賞を受賞しました。近年多くの学校で吹奏楽部員の人数が減っており、本校も大編成の最大枠55人より少ない人数での挑戦となっていますが、県大会に駒を進めることとなりました。8月6日(土)の県大会での輝く演奏を期待しています。(残念ながら感染者数増加により無観客によるコンクールとなっています。)

報告に来てくれた部長の3‐7百瀬さん。211号で深志体操のピアノを弾いてくれたのは彼です。

〇 1学年ではキャリア研修が行われています。(8月1日~)

研修に訪れた事業所は以下の通りです。受け入れに応じていただきました事業所及び関係機関の皆様には心より御礼を申し上げます。(敬称略)

  ・日本銀行 松本支店      ・セイコーエプソン(株) エプソンミュージアム諏訪

  ・八十二銀行(株) 松本営業所  ・井上(株) アイシティー  ・久保田法律事務所

  ・松本市美術館  ・長野地方裁判所 松本支部  ・信州大学医学部附属病院(オンライン)

  ・信濃毎日新聞(株) 松本支社   ・アルピコホールディングス(株)

アルピコホールディングス株式会社での参加者による記念撮影(8月2日)
8月5日 信州大学医学部附属病院の職場研修 オンラインで各部署の説明を受けています。
薬剤師さんのご説明の後、次から次へと質問が飛び出し、ファシリテーターである信大の先生を交えてパネルディスカッションのような活気ある状況が見られました。薬剤師さんの仕事の難しさの質問に対して、「処方箋を見るのではなく読むのだ」という回答にはファシリテーターのお医者さんも納得のご様子で、うなっていました。人の命を預かる使命感を感じました。

〇 2学年では高遠少年自然の家で、希望者による学習合宿が行われました。(8月1日~2日 次号紹介予定)