第209号 生徒の皆さん,校長室へおいでください
最近生徒の皆さんが、様々な用件で校長室を訪ねてくれます。生徒の皆さんが来訪してくださると、つい時間を忘れて話し込んでしまっています。皆さん忙しいのに引き留めてしまっていて申し訳ありません。勉強のこと、生徒会や部活の仕事をする上での、やりがい、苦しいことや切ないことを打ち明けてくれる人もいますが、多くの皆さんにとっては、まだまだ校長室の扉は重たく、敷居が高いかもしれません。(実際に重たいし、高いですが。)よい季節になってきましたので、いつも扉を開けています。どうぞご遠慮なくお話に来ていただければと思っています。
さて、校長室への来室生徒の中で、やはり多いのは部活動の大会報告です。先日、高文連の百人一首かるた専門部の県公式大会である「長野県高等学校かるた選手権大会」(6月4日~5日下諏訪町)に参加した本校の競技かるた愛好会の皆さんが、結果報告に来室されました。大会では中級{2~3年生段なし}の部で3-1伊藤恵理子さんが2位、初級(1年生段なし)の部で1-8窪田環菜さんが優勝という成績を収められました。また東京で今年8月に行われる全国総文祭には、すでに県代表として1-6向山恭平さんが出場することとなっており、ちょっとマイナーだけど目の離せない種目になっています。競技かるたの試合は2018信州総文祭の全国大会の様子を観覧したことがありますが、高文連の大会は男女関係なしのガチンコ勝負で、長時間続く緊張と、研ぎ澄まされた耳と反応にドキドキしながら食い入るように試合の様子を見守ったことを覚えています。今回の大会運営にあたった生徒職員の皆さんは、各級50人~60人の参加者が全県から集まる中で、札の消毒や密を避けるための参加者の誘導等、ご苦労も多かったのではないかと想像しています。コロナの時代であっても運動部に加え文化部も再び大会が動き始め、生徒が活躍できる場を与えていただいていることに感謝をしたいと思います。